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リンカーン弁護士 自分の行いが正義に反することに気がついた時の対処方法

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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆

 

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『リンカーン弁護士』(原題:The Lincoln Lawyer)鑑賞しました。

この問題に、一つの解を提示しています。

 

あらすじ

 

高級車リンカーンの後部座席を事務所代わりにロサンゼルスを駆けめぐる敏腕弁護士のミック・ハラーは、女性への暴行容疑で告発された資産家の御曹司ルイス・ルーレの弁護を依頼される。無実を主張するルイスの身辺調査を進めるうちに、ミックが過去に担当した事件と今回の事件とに類似点が見つかり、そのことからミックはかつてない危機に巻き込まれていく。

 

映画.comより引用

 

 

 

感想

 

何故リンカーンを事務所としているのか、

理由が語られていない為、

車を事務所としている必要性があったのか、

リンカーン弁護士というタイトルに疑問。

アメリカで名の知れた作家の同名小説なわけだけど、

 

国内でそれが浸透しているかと言ったら

そうではない為、タイトルで損している感あり。

 

車が事務所ということだから、

本人が捕まらないと思いきや、

バイク集団にやたら絡まれるし。

 

素行が悪い弁護士かと思いきや、敏腕。

 

予想をことごとく裏切っていく。

 

死刑を免れるには刑務所に入るしかないと、

冤罪で収監させた受刑者との過去があり、

その伏線回収が雑だったのが、もったいない。

 

せっかくマイケルペーニャを起用しているんだから、

やりようあったろう。

 

登場人物と名前が一致しないうちに、

どんどん話が展開していくから

途中誰のことを言っているのか分からなくなる

可能性あり。

 

しかし

もし正義に反する側の弁護をすることになったら、どうするか

という問題提起は、見所。

 

 

必死に弁護した人間が実は悪い奴で、それがしれた時は

後の祭り。

みたいな映画はよくあるが、

弁護中に依頼主に非があることが知れた場合の

どういった行動をとるかまで描かれていたのが

非常に興味深かった。

 

結論、暴行事件を無罪直後、

別事件で立件するよう動いたわけだが、

 

暴行の被害者からしたら

たまったものではないが

冤罪で収監されてる人と天秤にかけたら

しょうがないか。

 

正義の定義は、曖昧だ。