ローン・サバイバー 従来の中東系イメージを覆す実話
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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
4人のシールズ隊員は、200人を超すタリバン兵の攻撃にさらされる話です。
この状況になるきっかけが考えさせられます。
そしてこの手の戦争映画で構築される中東のイメージを覆す結末でした。
観てよかった。ネタバレ含みます。
偵察中に現地住民と遭遇。
生け捕りか解放か、それとも…。
仲間を呼ばれることは目に見えているが、解放の道を選択。
考えさせられる選択。
美談に聞こえてしまう決断だけど、実話であるから説得力がある。
結果、攻撃を受け仲間が次々と命を落とし、一人生き残る。
絶望的状況の中、
現地住民が身を隠すよう手を差し伸べる。
疑心暗鬼に陥るが、満身創痍の状態に従うしかない。
パシュトゥーンの掟。
助けが必要な者には、どんな人でも、自らの命を懸けて助ける。というもの。
現地住民が住む村の掟だそう。
この掟に従い自身の身の危険を顧みず、米兵を助ける。
この出来事から10年間危険にさらされ続け、
かつ当映画公開時にも危険が及んだという話だから全く信じられません。
村の掟とはいえ、家族を含み自らを危険にしてまで人を救うって
考えにくい。
こんな人たちがいるとこの映画を観るまで知る由もなかった。
映画が中東のイメージを定着させている要因の一つである一方で、
そのイメージを覆すのもまた映画だったなと、感慨深い。
正直観てよかったと、心から思う。