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賃貸住まいアラフォー男が映画コレクションDVD約300枚を手放した理由

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Surugaya 20210917 01

 

面白かった映画を自分の好きなタイミングでいつでも自由に鑑賞したい。

映画好きが高じてDVDやらBlu-rayを買い始めた。

 

学生時代から購入し始め、気づけばアラフォー。

20年続くこの習慣で集まった300枚以上のコレクション。

 

枚数が増えるにつれ、こんなに持っている事実が

自分を映画通であると勘違いさせ

あの作品を持っていない事実は、通としてありえない。

 

いつしか円盤を集めることが目的となり、

所有している事実に安心して

鑑賞する機会も年に1〜2回程度あればいい方。

 

約300枚の円盤たちが住まいの一画を占拠し

部屋を狭くしている。

 

泣けなしの小遣いを費やして

買い揃えることに意味はあるのか、

 

会社と家の往復するだけの日々。

本当にやりたいことが他にあるのではないか。

 

とある本を読んだことをきっかけに、ふと自分を顧みる機会があり

約300枚のコレクションを手放す決断をした。

 

 

 

 

「自分」からの自由

 

好きだからこそ、自分自身だとすら思えるモノ。

それを捨てることは、自らを縛っている「自己認識」からも自由になること

 


 

掲題のように考えるようになる

きっかけとなった書籍の一節。

 

全く同じ境遇の人間が

コレクションを手放すことによって自由を得ている

事例を垣間見た。

 

確かにDVDやBlu-rayを

自分の分身だと思っていた部分もあり、

心に刺さりまくる。

 

何もない部屋で体育座りをして窓の外を眺める

イメージだったいわゆる『ミニマリスト』は

著者曰く

他人の目線だけを気にした「欲しい」モノではなく

自分が本当に「必要」なモノがわかっている人。

大事なものがわかっていて、それ以外を「減らす」人

であると表現し、

自分の認識とは異なる

ミニマリストの定義に、ただただ感心した。

 

とはいえ

コレクションを手放す時は、まさに断腸の思い。

 

喪失感はもちろんあったが、

手放すことにより

 

円盤がなくなったことによって得られる居住空間が

心を洗い流し、

 

円盤に費やしてた予算を

別の何かに使える可能性の広がり。

 

時と共に、喪失感よりも

自由を得た感情の方がまさっている

事実に気づかされる。

 

人生折り返し地点に立とうとしている

アラフォー男が、本当に大事なもののために

時間とお金を掛けようと決意する

ターニングポイントである。

 

円盤を手放してもなんとかなる理由

 

Kissaten117015

 

もはや月額料金を払えば自分が持つ作品は

大抵世の動画配信サービスで鑑賞できてしまう。

 

配信されていない作品も

レンタルすることによって、鑑賞できないケースは

限りなくゼロに近しい。

 

円盤を持っているのに

動画配信サービス側で閲覧しているなんて

こともあったりしないだろうか。

 

円盤購入していたシリーズ物が

動画配信サービスで間に合うから

購入が途絶えていたりしないだろうか。

 

いつか買うから。

いつかDVDをBlu-rayに買い換えるから。

 

その「いつか」は、この先一生訪れない。

 

動画配信サービスの月額料金と、

毎月購入するDVD・Blu-ray予算を

天秤にかけた場合を想像すれば

答えは容易い。

 

 

どの動画配信サービスに加入するかは

以下を参考にしてほしい。

 

優先順位の話

 

駿河屋なり、ゲオなり、メルカリなりで

コレクションを手放した際に得られたお金や

 

購入に充てられていた予算を

これからの未来に置いてどのように活用するか。

 

先に述べたように

自分に本当に「必要」なモノが何か、

大事なものがわかっていて、それ以外を「減らせる」か。

 

将来これらが人生のテーマとなってくる。

 


 

一生は4000週間。将来のために時間を使い

今をないがしろにしているといった内容の本を読んだり

 


 

将来のためにお金を貯めるにしても

貯まった時に出来る経験と

一番若い今経験できることは異なる。

 

このような本を読んで、

人生を豊かにするのは『経験』であることを

肝に銘じ生きることを決意した。

 

映画が好きで

DVDやらBlu-rayを集める同じ境遇の

アラフォー男性に新たな視点と

将来の可能性について考える機会を

与えられればと思う。