トゥルーマン・ショー もしも自身の生涯が全世界に中継されていたら
ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
『トゥルーマン・ショー』(原題:The Truman Show)鑑賞しました。
この映画を観ると、とんでもない設定でも映画だから成し得る、映画の可能性は無限であることが分かります。
あらすじ
人生のすべてをテレビのリアリティショーで生中継されていた男を描いたコメディドラマ。離島の町シーヘブンで生まれ育った男トゥルーマン。保険会社で働きながら、しっかり者の妻メリルと平穏な毎日を送る彼には、本人だけが知らない驚きの事実があった。実はトゥルーマンは生まれた時から毎日24時間すべてをテレビ番組「トゥルーマン・ショー」で生中継されており、彼が暮らす町は巨大なセット、住人も妻や親友に至るまで全員が俳優なのだ。自分が生きる世界に違和感を抱き始めた彼は、真実を突き止めようと奔走するが……。
映画.comより引用
感想
この世に生を受けてから結婚し、
おっさんになるまで
全世界に中継されている男性のとんでもない話。
5000台のカメラが設置された
巨大ドーム状のスタジオで本人以外は
全てエキストラ。
同じ毎日の繰り返しに変化を求め
世界を変えようとフィジー行きを計画するも
飛行機は1ヶ月待ちだったり
バスが不自然に故障したり何かと阻まれる。
偽物の両親、妻、友人が全て役者。
全世界規模のドッキリに
倫理観なんてあったもんじゃない。
映画だから成立する話だし
コメディとして割り切ればよし。
日常生活に不自然に映りこまれる
スポンサー情報だったり24時間生放送ならではの手法が
面白い。
エドハリス演じる番組プロデューサーの
的確なカメラワークや陣頭指揮に、感心する。
カメラに悟られないように
ジムキャリーが腹話術で
セリフを言っているシーンは必見。
人権侵害として反対の声を上げることで
物語の公平性を伴うことでリアリティを
出している。
ある女性に惹かれるのは
偽物の中に本物を認識できたから
と考えることが自然。
仕事をほったらかして
ジムキャリー演じるトゥルーマンを
見守る視聴者の描写があり
その番組の影響力を切り取っているのも愉快。
最終的に自分もその視聴者の
一部になってトゥルーマンを見守ること必至。
オススメ。