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タイタンズを忘れない とある敏腕コーチが偏見に満ちたチームを一つにまとめ上げた件

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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆

 

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『タイタンズを忘れない』(原題:Remember the Titans)鑑賞しました。

 

この映画を観ると、スポーツに文化や国籍が大いに関係あった時代の苦悩が分かります。

 

あらすじ

 

1971年、アメリカは公民権運動によって人種差別撤廃が叫ばれていた。しかし、ヴァージニア州アレキサンドリアのような田舎町では、そうした社会変化に順応できない。そんな中、白人の高校と黒人の高校が町の猛反対を押し切って統合され、町の最大の関心事でもあるフットボールチームタイタンズが結成される。

 

映画.comより引用

 

 

 

感想

 

人種差別が色濃い時代に

白人黒人混合の高校アメフトチーム誕生に

まつわる実話を基にした作品。

 

選手のみならずコーチも

偏見に満ちており、

チームとして機能しない。

 

白人黒人相部屋。

 

早朝に叩き起こされ

戦場跡地に駆り出され

人種差別が生んだ悲劇を説かれるなど

 

合宿によって

身も心も叩き込まれ

結束が高まる。

 

合宿を経て戻った

選手たちの関係性の変貌っぷりに

出迎えた家族が困惑しているのが、印象的。

 

高校生にして

偏見を持っているのは、

この世に生を受けてから成長する過程で

親やその家庭環境によって

培われてしまうのが原因であることは、明らか。

 

家族によっては

差別に対する考え方が異なっている点も興味深い。

 

最後まで受け入れられなかった

選手が存在していたのも、

物語に信憑性を持たせている。

 

親から子へ、子から孫へ

その悪しき慣習が伝承されてしまっていると

思うとなんともやるせない気持ちになる。

 

スポーツに文化や国籍は関係ないことを謳った

オリンピックではないが

 

チームの勝敗以前に

その精神しか記憶に残らない。

 

故の『タイタンズを忘れない』って言うわけね。

 

人種に関しては言うまでもないが、

デンゼルワシントン演じるハーマンブーンが

太った選手に

自分の可能性についても説いてる点にも

注目されたし。