1. TOP
  2. 映画感想
  3. ア行
  4. 映画大好きポンポさん 上映時間を体現している有言実行な映画

映画大好きポンポさん 上映時間を体現している有言実行な映画

|

 

ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆

 

NewImage

 

『映画大好きポンポさん』NETFLIXにて鑑賞しました。

 

この映画を観ると、映画業界に携わる全ての人に刺さる作品であることがわかります。

 

あらすじ

 

大物映画プロデューサーの孫で自身もその才能を受け継いだポンポさんのもとで、製作アシスタントを務める映画通の青年ジーン。映画を撮ることに憧れながらも自分には無理だと諦めかけていたが、ポンポさんに15秒CMの制作を任され、映画づくりの楽しさを知る。ある日、ジーンはポンポさんから新作映画「MEISTER」の脚本を渡される。伝説の俳優マーティンの復帰作でもあるその映画に監督として指名されたのは、なんとジーンだった。ポンポさんの目にとまった新人女優ナタリーをヒロインに迎え、波乱万丈の撮影がスタートするが……。

 

映画.comより引用

 

 

 

感想

 

アニメにしろ映画にしろ

様々な人間が関わって成り立つ作業であると事を

痛感できる。

 

泣かせる映画で泣くのと

B級映画で泣かせるのとでは

印象が違うってポンポさんの思考には

共感しかない。

 

・キラキラしてる目と、死んでる目の人間

どちらが業界に向いているか、

・俳優女優の仕事に対する取り組み方、

・編集作業の過酷さ、

・キャスティングを想定したシナリオ製作が存在する事、

・大衆受けを狙うのと特定の人間に向けて作るのでは

作品の印象が異なる事、

・厳しい世界と分かっていても業界に身を投じる夢を叶えようとする

ハングリー精神

・再撮影する為に発生するコスト、

 

映画製作に関わる様々な視点で描かれ感心しっぱなし。

 

業界を志す、または業界に携わる人であれば

何かしら参考になるかも。

 

資金を融資する銀行側の演出もあり

銀行マンの仕事のモチベーションにつながる。

 

ポンポさん何者?って感じで鑑賞しつつも

『ポンポさんが来たぞー』で毎回登場する演出には

なんか元気が出る。

 

映画の尺についての言及にて

本作の上映時間を認識した時の爽快感がハンパない。

 

映画小ネタがふんだんに盛り込まれている為

視覚的にも楽しめる。

 

映画に携わる全ての人に刺さるはずの作品。

 

オススメ。