ザ・ホワイトタイガー 思考停止な人間と、自分の頭で考える人間の違い
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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
『ザ・ホワイトタイガー』(原題:The White Tiger)鑑賞しました。
現状に不平不満を漏らしてる現代人、
この映画の境遇に比べたら、それは言い訳にしかならんよ。
あらすじ
インドの貧しい村で生まれ育ったバルラムは、裕福な一家の運転手として働くことに。持ち前のずる賢さで主人の信頼を得るバルラムだったが、ある事件をきっかけに、これまでの奴隷のような人生から抜け出すことを決意する。
nbsp;映画.comより引用
感想
人は生まれながらにして
運命が決まっていると言わんばかりの
インドカーストの実情を知らしめる。
家族間でもカーストが存在することに、驚愕。
(中でも、祖母の権力が凄まじい。
後のスカッとする展開の振りになっている。)
働き口を増やすために
子供を作るのか、田舎ゆえにやることがないのか
わからないくらい大家族なのが、印象的。
夢や希望という概念すら抱かず、
その日を生きる為に、
低賃金労働をすることが、
当たり前の状況で、成り上がる為のケーススタディ。
こんな社会で
自分の意思を持ち実現する為に
どのような行動を起こしたのか、
最後まで目が離せない。
出生が違うだけで、横柄な態度をとるカースト上位の
人間が迎えた結末は、肯定できるやり方では
決してないのだが、
清々しささえ感じてしまう。
「目の前のことが全て」と思考停止な人間と
自分のやりたいことをどうやって実現させるかを
自分の頭で考える人間の違いを、まざまざと見せつける。
思考停止がいかに愚かなことか、
知識がいかに大事かを思い知らされる。