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ピーナッツ・バター・ファルコン 人は無意識に偏った考え方をしているケースがある

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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆

 

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『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』(原題:The Peanut Butter Falcon)鑑賞しました。

無意識の偏見、夢をかなえる行動力。心に刺さる何かがある映画。

 

 

あらすじ

 

養護施設で暮らすダウン症のザックは、子どもの頃からの夢だったプロレスラーの養成学校に入るため施設を脱走する。兄を亡くして孤独な日々を送る漁師のタイラーは、他人の獲物を盗んでいたことがバレたことから、ボートでの逃亡を図る。そんなタイラーと偶然に出会ったザック、そしてザックを捜すためにやってきた施設の看護師エレノアも加わり、3人はザックのためにある目的地へと向かう。

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映画.comより引用

 

 

 

感想

 

自分の居眠り運転が原因で兄を亡くした男性と、

プロレスラーを夢見るダウン症の男性のロードムービー。

 

「友人は選ぶことのできる家族」と言ったセリフが

印象的。

 

自分が置かれている環境を抜け出し

夢を叶えようとする行動力。

 

世話をすることが仕事である介護職員の言動が

実は本人の可能性を狭めているんじゃないのかと

と言った思いもよらない角度からの指摘に

無意識に偏った考え方をしていることに気づかされる。

 

誰にも夢を奪う権利などないのである。

 

可能性は無限と思っていた幼少期。

 

いつしか大人になり

夢を見ていた事自体忘れ、

 

いつか本気出すと言いつつ

その「いつか」が訪れることがなく

日々を惰性で過ごしてしまっている

自分との対比に胸が痛くなる。

 

全く接点のない3人が旅を共にすることで

成長していく。

 

スタンドバイミーみたいなんだけど、

新鮮な気持ち。

 

人の優しさに触れられる

観た後、心がほっこりする映画。