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ザ・バットマン バットマンは頭が悪いくらいがちょうどいい件

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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆

 

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『THE BATMAN ザ・バットマン』(原題:The Batman)鑑賞しました。

この映画を観ると、不器用ながらヒーロー活動を続ける

ブルース・ウェインの人となりが分かります。

 

あらすじ

 

青年ブルース・ウェインがバットマンになろうとしていく姿と、社会に蔓延する嘘を暴いていく知能犯リドラーによってブルースの人間としての本性がむき出しにされていく様を描く。両親を殺された過去を持つ青年ブルースは復讐を誓い、夜になると黒いマスクで素顔を隠し、犯罪者を見つけては力でねじ伏せる「バットマン」となった。ブルースがバットマンとして悪と対峙するようになって2年目になったある日、権力者を標的とした連続殺人事件が発生。史上最狂の知能犯リドラーが犯人として名乗りを上げる。リドラーは犯行の際、必ず「なぞなぞ」を残し、警察やブルースを挑発する。やがて権力者たちの陰謀やブルースにまつわる過去、ブルースの亡き父が犯した罪が暴かれていく。

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映画.comより引用

 

 

 

感想

 

バットマンは頭が悪いくらいがちょうどいい。

 

クリストファー・ノーラン監督の

『ダークナイト』でも

ジョーカーに詰め寄るシーンが

記憶に新しい。

 

本作マット・リーヴス監督版でも

リドラーに翻弄されて

刑務所での面会で

犯人に詰め寄る描写があり、

 

もはやバットマンでの鉄板と言っても

過言ではない。

 

全編暗く3時間と長尺だが

ロバートパティンソンが

バットマンとして心の葛藤を体現しており

飽きの来ない展開となっている。

 

自分が捕まってもリドラーの思想が伝播し、

犯行が止まない終盤は

観るものを圧倒する

ノーラン版に引けを取らないクライマックスに

なっていると感じる。

 

未公開となった

バリーコーガン演じるジョーカーとの対話が

話題となったが、

 

ジョーカーと言い切らず

『輩』として扱い

リドラーと刑務所で言葉を交させるに留めた

演出は、大正解。

 

お金を掛けて俳優をキャスティングするも

作品の仕上がりを優先し、

バッサリカットする決断してるあたり

 

製作陣も色々考えて

映画を作っていると思うと感心する。

 

ダークナイトの評判が良かった

ノーラン版バットマンの後発で

 

ハードルが激上がりしてる状況で

あえて新しくバットマンを撮ろうと挑戦する姿勢が

作品に現れている。

 

長尺が理由で敬遠しているならば

観て損はない1本。

 

かつてないゴリゴリの

執事アルフレッドも必見。