ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです（＋＿＋）☆

 

 

『NOPE ノープ』（原題：Nope）鑑賞しました。

 

この映画を観ると、ジョーダン・ピール監督の信頼と実績が確固たるものになります。

 

あらすじ

 

田舎町で広大な敷地の牧場を経営し、生計を立てているヘイウッド家。ある日、長男OJが家業をサボって町に繰り出す妹エメラルドにうんざりしていたところ、突然空から異物が降り注いでくる。その謎の現象が止んだかと思うと、直前まで会話していた父親が息絶えていた。長男は、父親の不可解な死の直前に、雲に覆われた巨大な飛行物体のようなものを目撃したことを妹に明かす。兄妹はその飛行物体の存在を収めた動画を撮影すればネットでバズるはずだと、飛行物体の撮影に挑むが、そんな彼らに想像を絶する事態が待ち受けていた。

 

映画.comより引用

 

 

 

感想

 

空から飛来物によって

命を落とした父親の死を

最悪の奇跡として受け入れらず、

たびたび目撃する物体を撮影しようとする

兄妹に釘付けになる。

 

劇中登場人物の同様、

鑑賞側も

飛行物体の正体が何なのかを

知りたいわけで

 

劇中登場人物の心境と

リンクする形の

緊迫感と興奮が止まらない。

 

正体が徐々に

明らかになる描写がリアルで

 

かつてMナイトシャマラン監督の『サイン』で

垣間見た地球外生命体に戦慄した記憶が

呼び起こされた。

 

 

カメラに収めようとしているのに

実際にその瞬間を捉えようとした時の

ジワジワ来る恐怖を、また味わうことになるとは

思わなかった。

 

畳み掛ける緊迫感の果ては

その物体を排除する展開となり、

興奮が抑えられない。

 

本作を映画館でかつIMAXで鑑賞した人は

まさに体感するような感覚を得られただろうことは

容易に想像がつき、機会損失が

悔やまれるばかり。

 

当方の所感として

撮影監督が飛行物体に対して

無茶な撮影を敢行していたわけだが

 

キリンビールを交わしながら

未知との遭遇をほのめかす描写が

あったことから

地球外生命体と因縁があったと考えることが

妥当なわけで

 

かつてインデペンデンスデイで

宇宙人にキャトられたお父さんが

宇宙船に対して行った行動と

本作の撮影監督の行動がダブって見えてしまった。

 

因果関係はなくとも

未知との遭遇が人にもたらす影響を

否応なく見せつけられた印象。

 

 

こんなに過去の記憶を掘り起こし

感情を揺さぶってくる内容とは思わなかった。

 

ジョーダンピール恐るべし。

 

 

 

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