ゲットアウト 予算掛けないでも面白い映画は作れるという手本を示している件
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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
『ゲットアウト』鑑賞しました。
黒人の監督じゃないと作れない映画です。
以下、ネタバレ含みます。
彼女の実家に訪れることになった主人公クリス。
父親は外科医、母親はセラピスト。
黒人の使用人、パーティー参列者は、白人ばかりと、
違和感を隠せない。
喫煙の習慣があるクリスは、催眠によりその習慣を強制されるも
そのコミュニティの手中に落ちる。
黒人をターゲットとする人身売買をしている家族。
長女が身体能力に富む黒人を狙い家に招き、
母親が催眠にかけ、外科医の父親が脳を移植。
意識はそのままで黒人の体を手にいれるといった具合。
黒人の使用人はこの方法で体を手にいれた
おじいちゃんおばあちゃんだった。
クリスはこの一家から難を逃れることができるのか。
本作を監督したのは、アフリカ系アメリカ人を父親とするジョーダンピール。
人種差別甚だしい内容だけに、黒人じゃない監督だったら大炎上でしょう。
ストーリー展開を左右するケータイカメラの設定が
うまく活かされているなぁ、と感心。
外部との接触を遮断される中、
クリスの親友が奮闘ぶりも作品にユーモアをもたらして
良い調和をもたらしている。
製作資金がなくても、アイデア次第で結果は出るという
教科書的映画。