マンチェスター・バイ・ザ・シー こんだけ絶望だとあとは上がるだけ
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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』鑑賞しました。
絶望と向き合い、一歩踏み出す映画でした。
ネタバレ含みます。
自身の不注意で自宅が火事になり娘二人を亡くし、離婚。
この一件以来心を閉ざした主人公リー・チェンドラー。
演じるは、ケイシー・アフレック。
兄が病死。甥であるパトリックの後見人として指名されるも
その事実を事前に知らされておらず、戸惑いながらも甥を引き取る。
高校生の甥も父親の死を平然と装うも精神的にも不安定な状態。
収入もままならない状況の中で
葬儀埋葬のことで甥の希望も叶えらない。
不安定な二人が過去現実と折り合いをつけながら
小さいながらも着実に前に進んでいく様子が共感できる。
現実で起こりうる出来事に自分がこの状況だったらとどうするか、
考えさせられ
お金があるに越したことないと正直に思う一本。
起こった出来事と歩み始まるその一歩の比重が
あまりにもかけ離れすぎていて
あまり晴れやかな気持ちになれない。