Mr.ノーバディ 全てのお父さんに捧ぐ、ストレスを軽減する処方箋のような映画
ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
『Mr.ノーバディ』(原題:Nobody)鑑賞しました。
この映画を観ると、社会で溜まったお父さんのストレスが、少なからず軽減されます。
以下、ネタバレ含みます。
あらすじ
郊外にある自宅と職場の金型工場を路線バスで往復するだけの単調な毎日を送っているハッチは、地味な見た目で目立った特徴もなく、仕事は過小評価され、家庭では妻に距離を置かれて息子から尊敬されることもない。世間から見ればどこにでもいる、ごく普通の男だった。そんなハッチの家にある日、強盗が押し入る。暴力を恐れたハッチは反撃することもできず、そのことで家族からさらに失望されてしまう。あまりの理不尽さに怒りが沸々とわいていくハッチは、路線バスで出会ったチンピラたちの挑発が引き金となり、ついに堪忍袋の緒が切れる。
映画.comより引用
感想
冴えない父親の再生の物語かと思い込み
日々会社と家の往復で
共感できる部分があったので
こちらのモチベーションが
少しでも上がれば
いいなと思い鑑賞したら
思っていた展開と全然違う。
マフィア相手に単身乗り込むわ
籠城して迎え撃って無双するわ、で
モチベーションではなく
テンションがぶち上がり。
そんな素振りを見せない人間が
実は一番ヤバイ奴だったっていう
死ぬ程好きなヤツだった。
バスで遭遇したチンピラとのファイトが
完全に泥仕合で
普通のお父さんが
辛うじて勝てたみたいな着地だったのは
正体を伏せてた期間のブランクと
考えれば納得。
クリストファー・ロイド演じる父親も
老人ホームでの日々の憂さを払うかのように
ぶちかましてくれるのもグッド。
主役のボブ・オデンカークを
失礼ながら存じ上げなかったため
誰でもない、まさにノーバディを
体現していると勝手な解釈もできる
キャスティングが絶妙。
現実世界では、
堪忍袋の緒が切れて暴力を振るうと
社会的に終わるので
実現は叶わない。
しかし、この映画を観れば
社会で溜まったストレスを
少なからず軽減してくれること請け合い。
オススメ。
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