ライオン 技術の進歩(グーグルアース)とリアルすぎる現実を突きつけられる件
|
ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
『LION ライオン 25年目のただいま』鑑賞しました。
以下、ネタバレ含みます。
この映画のような行方不明者が数多くいること、
そんな行方不明者が何不自由ない暮らしができる家庭に引き取られること、
そんな行方不明者が出生の記憶を元にGoogle Earthを駆使して自国を訪ねること、
自国に帰っても実母がいつ戻ってくるかもわからない息子の帰りを信じ住む地を変えていなかったこと、
奇跡とも言える偶然の重なりが生み出す衝撃が計り知れない。
何不自由ない暮らしで Google Earth を使う国がある一方
その日を暮らすのに精一杯で Google Earth を使用することはおろか、
字さえ読めない国があること、
そして弟を慕っていた兄が不慮の事故で亡くなっていたこと、
自分が住んでる地名はおろか、名前すら意味さえ理解していない子供の認識の曖昧さ、
真実の物語であるという事実がリアルすぎて受け止めきれない。
色々考えさせられる映画。