黒い司法 0%からの奇跡 差別主義者が国家権力を持つとろくなことがないケーススタディ
|
ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
『黒い司法 0%からの奇跡』(原題:Just Mercy)鑑賞しました。
胸を打ちます。
あらすじ
黒人への差別が根強い1980年代の米アラバマ州。犯してもいない罪で死刑宣告された黒人の被告人ウォルターを助けるため、新人弁護士のブライアンが立ち上がるが、仕組まれた証言や白人の陪審員たち、証人や弁護士たちへの脅迫など、数々の困難に直面する。
映画.comより引用
感想
当ブログ記事にて
書きましたが、新規で一本追加。
黒人であるというだけで、
罪をなすりつけられ収監させられる。
あまりの不条理に憤る。
題名からわかるように、冤罪からの釈放までの話。
奴隷制度の名残が
根強く存在するアメリカ南部アラバマ州
80年代から90年代の
割と最近の話をベースにしたストーリー。
アメリカ南部の人種差別によって
犯していない罪で死刑となる囚人を
若い弁護士が立ち向かう姿に勇気をもらう。
現実に不満を抱きながら
日常を過ごす人間がいる一方で
その不満を本質から変えるような行動を
勇気を持ってできる人間がいる。
どうしようもない世界に
一筋の光が差す映画は少なくないが、
とりわけこの映画の理不尽さには
目を覆いたくなる。
ジェイミーフォックスの役以外にも
感情を揺さぶられる描写がある。
理不尽さの深さゆえに、自由を勝ち取った時の
光がまぶしかった。
差別主義者が国家権力を持つとろくなことがない
ケーススタディ。
エンドロールに実際の人物写真が差し込まれるので
最後まで見るべし。