キンキーブーツ 経営に大事なことは全てドラァグクイーンが教えてくれた
|
ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
『キンキーブーツ』(原題:Kinky Boots)鑑賞しました。
この映画を観ると、偏見と経営について学習できます。
あらすじ
倒産寸前の田舎の靴工場を継ぐことになった優柔不断なチャーリーは、工場の再起を賭けて、街で偶然出会ったドラッグクイーンのローラと共に、ドラッグクイーンご用達のセクシー・ブーツ(=キンキーブーツ)を作ろうと思い立つが……。
映画.comより引用
感想
『ドレスを着ていれば500人の前で歌えるのに
脱いだら人前で喋る事すらできない』
心と体が一致しないドラァグクイーンが
吐露する心境がリアル。
この手のホモセクシャルな人たちは
世の中を達観しているイメージだが、
本作を鑑賞する限り
この世界の酸いも甘いも経験している故に
なし得る境地なのだと合点がいった。
ジェンダーレスだの多様性だのの概念が
浸透していない田舎に
ドラァグクイーンが現れた事で起こるひと騒動や
偏見を乗り越えた後の従業員たちの結束が
硬くなる様は、見ていて気持ちが良い。
目標に向けて一丸となって発揮される
小さな町工場ならではのチームワークって、
もはや『あるある』の領域。
経営は
人情だけでは成り立たず
嫌われることも前提として
新しいことにチャレンジしていかないと
生き残れないことを痛感する。
しかもニッチな市場を
嗅ぎ分けられる嗅覚も必要なので
負債をかけた状態でスタートした
本作品の社長は経営者向きであると
思わざるを得ない。
偏見と経営について学習できる珍しい作品。
リンク