フラグチャード 人間ってやつはどうしてこんなに脆いのか、ストレス社会に一石を投じる映画
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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
『フラグチャード』(原題:Fractured)鑑賞しました。
小さいことでも、ちりつもで、人体に悪い結果をもたらすことを実感。
あらすじ
レイと妻ジョアンは、旅行中に転落事故に遭った娘ペリーを連れて救急外来を訪れる。ペリーは念のためCT検査を受けることになり、ジョアンに付き添われて別室に移動する。レイは検査の終了を待つうちに居眠りしてしまうが、目を覚ますと妻子の姿がない。必死で2人を捜すレイは、病院が何か隠しているのではと疑い始め……。
映画.comより引用
感想
自分の言うことが確かなのに、誰も信じてくれず
頭がおかしいやつと思われ、
妄想か、病院側の陰謀かの二択で話が進む。
同様のシチュエーションで思い出すのは
ジョディフォスター主演の『フライトプラン』
飛行機内で子供が行方不明になり、
最初からいなかったのではと、揉めに揉める。
この映画と、同じような展開。
前妻を事故で亡くし、
今嫁にもやんや言われる夫。
義理の両親との折り合いも悪く、
うまく行かなかった帰省の帰路にて
娘が怪我をし病院へ行くことになる。
嫁の目を盗み、アルコールに手を出す描写にて
夫が精神に異常を来たしている一面があることを垣間見せる。
エレベーターの地下階層へのボタンにも施錠されていたりと
病院側もこれでもかと陰謀チックな要素を鑑賞側に刷り込む。
最後まで、事の真相を引っ張るため、
どっちに転ぶか気になり、途中で投げ出すことが
出来なくなる。
100分という、ちょうどいい尺が
結末は良し悪しを調和している。
個人的には嫌いな結末。
臨機応変な対応が出来ず
待ち時間ばかりが長くなる、
病院あるあるは
国内に限らず、海の外でも
共通している事案であることが感慨深い。