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フラグチャード 人間ってやつはどうしてこんなに脆いのか、ストレス社会に一石を投じる映画

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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆

 

Fractured20201028

 

『フラグチャード』(原題:Fractured)鑑賞しました。

小さいことでも、ちりつもで、人体に悪い結果をもたらすことを実感。

 

あらすじ

 

レイと妻ジョアンは、旅行中に転落事故に遭った娘ペリーを連れて救急外来を訪れる。ペリーは念のためCT検査を受けることになり、ジョアンに付き添われて別室に移動する。レイは検査の終了を待つうちに居眠りしてしまうが、目を覚ますと妻子の姿がない。必死で2人を捜すレイは、病院が何か隠しているのではと疑い始め……。

 

映画.comより引用

 

 

 

感想

 

自分の言うことが確かなのに、誰も信じてくれず

頭がおかしいやつと思われ、

妄想か、病院側の陰謀かの二択で話が進む。

 

同様のシチュエーションで思い出すのは

ジョディフォスター主演の『フライトプラン』

 

 

飛行機内で子供が行方不明になり、

最初からいなかったのではと、揉めに揉める。

この映画と、同じような展開。

 

前妻を事故で亡くし、

今嫁にもやんや言われる夫。

義理の両親との折り合いも悪く、

うまく行かなかった帰省の帰路にて

娘が怪我をし病院へ行くことになる。

 

嫁の目を盗み、アルコールに手を出す描写にて

夫が精神に異常を来たしている一面があることを垣間見せる。

 

エレベーターの地下階層へのボタンにも施錠されていたりと

病院側もこれでもかと陰謀チックな要素を鑑賞側に刷り込む。

 

最後まで、事の真相を引っ張るため、

どっちに転ぶか気になり、途中で投げ出すことが

出来なくなる。

 

100分という、ちょうどいい尺が

結末は良し悪しを調和している。

 

個人的には嫌いな結末。

 

臨機応変な対応が出来ず

待ち時間ばかりが長くなる、

病院あるあるは

国内に限らず、海の外でも

共通している事案であることが感慨深い。

 

 

フラグチャード