パターソン 日常と非日常のバランス
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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
『パターソン』鑑賞しました。
日常は、非日常の出来事により日常ではなくなる可能性もあり、
非日常の出来事により日常に戻る可能性もある。
以下、ネタバレ含みます。
毎日決まったルートを走るバス運転手のパターソンの日常は
毎日が同じことの繰り返し。
そんな彼の趣味は詩。
日々感じたことをノートに書き綴っていく。
とある男女のバーでのいざこざ、
バスの故障。
日常の中に起こる非日常を詩に反映していく。
そんな生活の中心となる詩を書き溜めたノートを
犬に食い破られてしまい絶望するパターソン。
そんな彼が出会う詩を趣味とする日本人に贈られたノートで
また日常に戻る。
繰り返される日常から一歩足を踏み出して新しいこと始めようとか
そういうのではなく、
考え方次第で繰り返される日常というのも、必ずしもマイナスなものではない
というメッセージと捉えました。
ジム・ジャームッシュってアート系の作品で有名だけど、
自分にとって映画はストーリーありきな考え方なので、
アートな感受性が必要な映画は少し苦手。
故にこの映画を素晴らしいと評価する人たちの
アート感覚に少し嫉妬。
人間感じ方は色々です。
あなたはどちら側の感性ですか?