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ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス サム・ライミ監督抜擢はいかがなものか

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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆

 

Doctorstrange2 20220620

 

『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)

鑑賞しました。

 

保守的采配に疑問。マーベルもついに守りに入ったか。

 

あらすじ

 

マルチバースの扉を開いたことで変わりつつある世界を元に戻すため、アベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチに助けを求めるストレンジ。しかし、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類に迫っていた。その脅威の存在は、ドクター・ストレンジと全く同じ姿をした、もう一人の自分だった。

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映画.comより引用

 

 

 

感想

 

今まで新進気鋭の監督を起用し、

そこからその監督が名を馳せる構図が多かった

マーベル作品。

 

それが有名なサム・ライミ監督を抜擢する

今までと異なる作品のアプローチを

珍しく感じていた。

 

そもそもサム・ライミって

トビーマグワイア版スパイダーマンの

MJがとんでもないマッドネスなキャラだったので

監督のイメージが悪い。

 

その予感が的中。

マーベルの保守的な采配が裏目に出た印象。

 

マルチバースを行き来できる

アメリカチャベスを標的として

闇落ちしたワンダと

 

シニスターストレンジなる悪ストレンジが

メインヴィランとする内容が

 

スパイダーマンノーウェイホームの次点としては

インパクトに乏しい。

 

ディズニープラスにて

放映されたドラマ『ワンダ・ヴィジョン』を

鑑賞していないと

さっぱりわからない内容だったり、

 

同じくディズニープラスの『What if…(ホワットイフ)』で

語られるキャラクターがそのまま登場したりと、

 

新規参入を完全に捨てる開き直りがすごい。

 

前作で袂を分かった

兄弟子モルドの扱いが

結構雑だったのが、残念。

 

結構有名どころを起用しているのに

かませ犬みたいな登場のさせ方にも

違和感しかない。

 

エンドクレジットの登場キャラクターも

次回作に登場するからぜひとも鑑賞してねみたいな

宣伝っぽくて、引く。

 

それでもヒットするんだから

マーベルブランドの影響力は凄まじい。

 

このヒットをサム・ライミが自分の手腕だと

勘違いしてなきゃいいけど。

 

『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』オフィシャルページ