運び屋 見る人によって教訓になりうる映画
|
ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
『運び屋』(原題:The Mule)鑑賞しました。
もはや頑固ジジイを演じるイーストウッドの右に出るやつはいない。
あらすじ
家族をないがしろに仕事一筋で生きてきたアール・ストーンだったが、いまは金もなく、孤独な90歳の老人になっていた。商売に失敗して自宅も差し押さえられて途方に暮れていたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられたアールは、簡単な仕事だと思って依頼を引き受けたが、実はその仕事は、メキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だった。
映画.comより引用
感想
・仕事ばっかりして家庭をないがしろにしている人間の末路。
・商売は、時代の潮流に適用する順応さが不可欠(例:インターネットの影響でうまくいかなくなった経営/通話しかしようとしなかったにもかかわらす、メールを覚えようとする姿勢)。
・何かを始めることに年齢は関係ない。
・先入観の危うさ(高齢者が運び屋をしているとは思わない/人種による職務質問)
・人間関係を良好にするには、少なくともお金は必要
思うところはたくさんある。
見る人によって教訓になりうる映画。
病床の妻が金の出所を聞いた時、麻薬運んでんねんって言っても
信じてもらえなかった件が好き。
イーストウッドの存在感は言うまでもないが、
ブラッドリークーバー、マイケルペーニャ、
ローレンスフィッシュバーンやアンディガルシアといった
俳優たちが脇を固めていることが、相乗効果となっている。
ちなみに娘役は、クリントイーストウッド実娘。
家族ぐるみで映画人。