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ディープエンド・オブ・オーシャン もしも行方不明の息子が9年後に戻ってきたら

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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆

 

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『ディープエンド・オブ・オーシャン』(原題:The Deep End of the Ocean)鑑賞しました。

 

この映画を観ると、戻ってきたら戻ってきたなりの悩みがある事実を突きつけられます。

 

あらすじ

 

1988年、ウィスコシンシン州マディソン。写真家のベス(ミシェル・ファイファー)はレストランの支配人の夫パット(トリート・ウィリアムス)に見送られ、7歳のヴィンセントと3歳のベン、赤ん坊のケリーを連れて高校の同窓会に出席。ところが、少し目を離したすきにベンが姿を消し、プリス主任刑事(ウーピー・ゴールドバーグ)ら警察の捜査もむなしく、ベンは発見されなかった。9年後。シカゴで暮らすようになった一家の前に芝刈りのバイトの少年サム(ライアン・メリマン)が訪れる。なんと彼は12歳になったベンのモンタージュ写真とそっくりだった。やがて真相が明らかに。

 

映画.comより引用

 

 

 

感想

 

子供が誘拐されて

消息不明の映画が数多くあれど、

歳を重ねて戻ってくるパターンは

少ないように思う。

 

同窓会の席で

子供がいなくなる形だが、

そもそも

同窓会に子供を連れていく神経が知れない。

 

次男がいなくなった事実の捉え方や考え方が

父母長男それぞれで異なるのが、印象的。

 

父親の俺が正しいって考え方

次男を失ったことで意気消沈な母、

魂が抜け母親がほぼいないと等しい状況で要衝を過ごした長男、

 

当事者にならないと到底想像がつかない。

 

そして引っ越した先で出会った少年が

行方不明の次男だった事が判明し、

9年の空白の期間と向き合う面々。

 

個人的には

『産みの親より育ての親』の意見。

 

この映画を見て

どういった結末を迎えるのか

親たち決断に目が行きがちだが

 

次男の意思も尊重してしかるべきと

当たり前の事を考えられなかった

自分の視野の狭さを恥じた。

 

家族について考える

かつて類を見ないアプローチの映画。

 

次男の決断に注目。