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ディア・エヴァン・ハンセン ギブスの寄せ書き有無によって交友関係が測られる世界線が末恐ろしい件

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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆

 

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『ディア・エヴァン・ハンセン』(原題:Dear Evan Hansen)鑑賞しました。

 

この映画を観ると、行き過ぎた嘘はいかに最悪な結果を招くか痛感できます。

 

あらすじ

 

学校に友達もなく、家族にも心を開けずにいるエヴァン・ハンセンが自分宛に書いた「Dear Evan Hansen(親愛なるエヴァン・ハンセンへ)」から始まる手紙を、同級生のコナーに持ち去られてしまう。後日、コナーは自ら命を絶ち、手紙を見つけたコナーの両親は息子とエヴァンが親友だったと思い込む。悲しみに暮れるコナーの両親をこれ以上苦しめたくないと、エヴァンは話を合わせ、コナーとのありもしない思い出を語っていく。エヴァンの語ったエピソードが人々の心を打ち、SNSを通じて世界中に広がっていく。

 

映画.comより引用

 

 

 

感想

 

友達がいない主人公が

嘘をついて

行くトコまで行って

取り返しがつかなくなる話。

 

よくもまぁこんなに息を吸うが如く

嘘が出てくるモノだと感心する。

 

その嘘によって

築き上げられた関係を

守る為に

嘘に嘘を重ねて後には引けなくなった

 

主人公とタッグを組むのが

順風満帆な学校生活を送っているようで

実は孤独を抱えている生徒会長。

 

その生徒会長が

自身で立ち上げた

ファンディング目標達成の為に

超えてはならない一線を超える。

 

この映画に

まともな人間はいねぇのか、と

目を覆いたくなる。

 

自殺したコナーが

どんな人間だったかを語るシーンも

そこに至る過程が強烈過ぎて

全く入ってこない。

 

嘘による共感で設立されたコナー果樹園。

天国の人間もこれでは浮かばれない。

 

ミュージカル映画にも関わらず

主人公への嫌悪感のせいで

歌ってる場合かよ、と

ツッコミを入れたくなる。

 

ミュージカル要素が

観る側の神経を逆撫してくる

ミュージカル映画なんて

初めての経験。

 

ある意味貴重な体験ができた

と言えよう。