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サイドウェイ ルーティンから外れた事をする事で人生が変わるケーススタディ

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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆

 

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『サイドウェイ』(原題:Sideways)鑑賞しました。

 

この映画を観ると、サイドウェイ(寄り道)を捉え方が複数あることがわかります。

 

あらすじ

 

離婚の傷を引きずる作家志望の教師マイルスは、結婚を1週間後に控えた親友ジャックに独身最後の時間を楽しんでもらおうと、一緒にカリフォルニアのワイナリーを巡る旅に出る。しかしプレイボーイのジャックは旅先で羽目を外すことしか考えておらず、ワイナリーで知り合ったステファニーと関係を持ってしまう。一方、マイルスはステファニーの友人であるワイン通のマヤに惹かれるが積極的になれず……。

 

映画.comより引用

 

 

 

感想

 

結婚10周年で飲もうとしていたが

61年貴重なワイン『シュヴァル・ブラン』を

 

離婚後も

未練があり飲めずにいたマイルス。

 

特別な時に飲む、ここぞって時に使う、

このような形で保存しているもので

そのいつかを見極めるのは

大体失敗するのセオリー。

 

ただ劇中にて

『シュヴァル・ブランを飲んだ日が記念日』

これは共感できる考え方。

 

作家志望の40歳のおじさんが

ワイン旅行に出かけた先の出会いで

自分と向き合い、新しい人生を歩む決意をするわけだが

 

人生に影響のあることは

ルーティンにおいては発生し得ない事を

実感。

 
 
40歳に差し掛かるあたりで

子育ても手が掛からなり

仕事も落ち着き、

 

同じことの繰り返しで

このままでいいのだろうかみたいな

自問自答を行うシーンが、

日常において増えてくる世代あるあるなのだろう。

 

ルーティンと化した日常に

文句を言ったり、イライラしたり

するのではなく

自ら行動することで人生を変えられる

メッセージと捉える。

 

サイドウェイ=寄り道

 

寄り道をすることで

人生で影響のある出会いがあったりする。

 

今までの人生を寄り道と捉え、

40歳にして新しい人生が始まる。

 

本作は色々な受け取り方ができるが

普段通らない道を通ったり

ルーティンから外れた事をすることによって

人生が変わる可能性があるので、

行動しましょうよ。

 

そんなメッセージの作品であると

当方は受け取った。

 

高校の時の友人が

当時鑑賞して全く面白くなかったと

いっていた事を思い出し

 

歳を重ねれば受け止め方が変わるのではないかと

思い鑑賞したが

 

共感できる部分があった。

世代によって感想が異なる作品が往々にして

あるとの教訓にもなる鑑賞となった。

 

婚前旅行を題材とする映画は

数多くあり現実離れしているから

あまり共感できない部分が多く

本作も多分に漏れない内容。

 

性的な描写もあり、

一緒に見る人を選ぶ作品なので、注意!