新感染半島 ファイナル・ステージ 感染モノは設定次第で良し悪しが決まる事を確信した件
ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
『新感染半島 ファイナル・ステージ』(原題:Peninsula)NETFLIX鑑賞しました。
2021年1月1日公開作品。この映画を観ると、スケールだけの感染モノは痛々しい事を肌で感じることが出来ます。
あらすじ
人間を凶暴化させる謎のウイルスが半島を襲ってから4年後。香港に逃げ延びていた元軍人のジョンソクが、ある任務遂行のために半島に戻ってきた。その任務とは、限られた時間内に大金が積まれたトラックをチームで回収し、半島を脱出することだった。トラックを回収し、任務は順調かに思われたが、民兵集団によりジュンソクたちはトラックを奪われてしまう。そんなジュンソクを窮地から救ったのはミンジョン母娘だった。
映画.comより引用
感想
傑作「新・感染ファイナルエクスプレス」の4年後を
全く異なる世界線で描いた話。
この時点で拍子抜け。
同じ監督作品なのに、何故?
金目的半島に乗り込み
邪魔が入って、さぁ大変。
こんな話誰も求めていない。
何処で覚えたか知らない
ドライビングテクニックが半端ない
少女がやたら
ドヤと言わんばかりのドラテクを
見せつけられたり、
終末世界でおかしくなってしまった
肩からトゲが生えている
『北斗の拳』の輩たちに
相当するような賊たちと
マッドマックスみたいなカーチェイスしたり、
設定がぶっ飛び過ぎて
全く話に入り込めない。
銃もやたら打ちまくるし、
普通以下の感染映画に成り下がってしまった。
こんなことするんだったら
前作で生き残った人間がどうなったのかを
語った方が余程健全。
『終末世界で一番恐ろしいのは、人間』なんて、
他の作品で擦り倒している事を
今更見せられても、何の新鮮味もない。
裏を返せば、
感染映画で
列車の閉鎖的環境で武器なし、
みたいな設定が1つ載っかれば
作品の面白みが増すという証明でもある。
銃社会ではない日本で猟銃が光った
アイアムアヒーロー然り。
前作が良過ぎて
鑑賞側のハードルが上がって
失敗する典型的パターン。
正当な続編とか言って
世界観だけ使いましても
何度も作り直す事態にならない事を祈るばかり。
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