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ジャングル・ブック 演技経験ゼロの素人を起用して映画を撮影する方法

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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆

 

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『ジャングル・ブック』(原題:The Jungle Book)鑑賞しました。

かつて素人を起用して映画を撮影したクリント・イーストウッド監督を

思い出した。

 

あらすじ

 

ジャングル奥地に取り残された人間の赤ん坊モーグリは、黒豹のバギーラに助けられる。母オオカミのラクシャのもとに預けられたモーグリは、ラクシャから惜しみない愛情を受け、幸せな毎日を過ごしていた。そんなある日、人間に対して激しい復讐心を抱くトラのシア・カーンがジャングルに戻ってくる。
 

映画.comより引用

 

 

 

感想

 

ライオンキングを先に鑑賞してから、本作鑑賞。

 

全部CGのライオンキングに対して、

子役が一人ということは、こっちの方が作るの大変であることは

容易に想像できる。

 

人間の少年モーグリを演じるニールセディは、

人柄と身体能力が認められ、

2000人のオーディションから

選ばれたそう。

 

しかも演技の経験がゼロということで

撮影はしんどいことだったろうと思ったが、

 

 

プロの技術者たちがサポートしてるんだから

そんなことはなかったね。

 

そういえば、

『15時17分、パリ行き』で

素人を起用したクリント・イーストウッド監督も

こんなことを言っていた。

 

演技は本能的なもので、特別な知識が必要ない。

我々が雰囲気を作れば、演者は集中できるし奇跡を起こす。

 

『15時17分、パリ行き』映像特典より

 

ジャングルブックも、まさにこの精神なんだろう。

 

話はというと

虎に襲われ父を亡くした子どもを黒豹が引き取って

大事に育てられ、動物と話せるようになっているモーグリ。

猿はボスしか喋れない。

動物の世界は言語の基準どうなってんの?!って

細かい点が気になってしまった。

 

こういう細かいフォローはモーグリ出自の描写しかなく

人間がいるところに戻るんだったら言語のフォローも

ちょっと一言二言入れてくれればモヤッとせずに済むのに。

 

ジャングルブックというメジャーなタイトルに

説明不要でしょみたいな気を感じてしまった。

 

というわけで、ストーリーではなく

製作サイドが、演技経験ゼロの少年をどのようなサポートし、

どんな風に作品を作り上げたかを想像する視点で鑑賞する映画。