イン・ザ・トール・グラス 狂気の迷路 スティーブンキングの狂気テーマの映画化が狂気だった件
ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
『イン・ザ・トール・グラス 狂気の迷路』(原題:In the Tall Grass)鑑賞しました。
最終的に一番怖いのは、人間。
あらすじ
広大な大地を車で旅する妊娠中のベッキーと兄カルは、大人の背丈より高い草で覆われた草むらの中から、助けを求める少年の声を聞く。2人は草むらの中で少年を探すがどこにもその姿はなく、歩きまわるうちに自分たちも道に迷い離れ離れになってしまう。草むらの異様さに恐怖を感じ始めた2人は、必死で出口を探す。日が暮れる頃、ベッキーの前に少年の父親だという男ロスが現れ……。
映画.comより引用
感想
背の高さ以上の草むらから
助けを求める子供の声。
しかし足を踏み入れると、
そこからは抜け出せない迷路と化している。
キャッチーな設定なんだけど、
だんだん謎が解けていくのではなく、
終盤にかけ
謎が深まっていった。
途中岩の狂気に犯される設定があったが
狂気関係なしに、私怨により人間同士が対立したり
意味不明なことを脱線したり。
どう言った原理で草むらが迷宮と化しているのか、
岩がどう言った経緯で存在しえたのか、
全く説明がないため、疑問が解決しないまま
モヤっとする感情だけが残る。
 
こんな気持ちにさせられる映画は
久しぶり。
いっそのこと草むらの中に
何か地球外生命体がいるとかにしてくれた方が、
どんなによかったことか。
スティーブンキングとその息子ジョー・ヒルによる
同名短編小説の実写化ということで、
シャイニングといい
『狂気』というテーマだと意味不明なものが仕上がる。
それ自体が狂気だと、結論づけざるを得ない。
鑑賞する側が置いてけぼりの100分。
『イン・ザ・トール・グラス 狂気の迷路 NetFlixオフィシャルページ