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イン・ザ・トール・グラス 狂気の迷路 スティーブンキングの狂気テーマの映画化が狂気だった件

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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆

 

Inthetallgrass20200729

 

『イン・ザ・トール・グラス 狂気の迷路』(原題:In the Tall Grass)鑑賞しました。

最終的に一番怖いのは、人間。

 

あらすじ

 

広大な大地を車で旅する妊娠中のベッキーと兄カルは、大人の背丈より高い草で覆われた草むらの中から、助けを求める少年の声を聞く。2人は草むらの中で少年を探すがどこにもその姿はなく、歩きまわるうちに自分たちも道に迷い離れ離れになってしまう。草むらの異様さに恐怖を感じ始めた2人は、必死で出口を探す。日が暮れる頃、ベッキーの前に少年の父親だという男ロスが現れ……。

 

映画.comより引用

 

 


 

感想

 

背の高さ以上の草むらから

助けを求める子供の声。

 

しかし足を踏み入れると、

そこからは抜け出せない迷路と化している。

 

キャッチーな設定なんだけど、

だんだん謎が解けていくのではなく、

終盤にかけ

謎が深まっていった。

 

途中岩の狂気に犯される設定があったが

狂気関係なしに、私怨により人間同士が対立したり

意味不明なことを脱線したり。

 

どう言った原理で草むらが迷宮と化しているのか、

岩がどう言った経緯で存在しえたのか、

 

全く説明がないため、疑問が解決しないまま

モヤっとする感情だけが残る。

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こんな気持ちにさせられる映画は

久しぶり。

いっそのこと草むらの中に

何か地球外生命体がいるとかにしてくれた方が、

どんなによかったことか。

 

スティーブンキングとその息子ジョー・ヒルによる

同名短編小説の実写化ということで、

シャイニングといい

『狂気』というテーマだと意味不明なものが仕上がる。

それ自体が狂気だと、結論づけざるを得ない。

 

鑑賞する側が置いてけぼりの100分。

 

 


『イン・ザ・トール・グラス 狂気の迷路 NetFlixオフィシャルページ