エスケープ・ルーム 何番煎じでもええやん、擦り切った演出でも面白いモノは面白い件
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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
『エスケープ・ルーム』(原題:Escape Room)鑑賞しました。
似たような映画はあれど、面白く作れるか否かは作り手側の腕次第。
本作は、その成功例。
あらすじ
謎の送り主からの招待状に応じて賞金1万ドルの懸かった体験型脱出ゲームに参加することになった、内気な理系女子大生ゾーイ、冴えないフリーターのベン、元陸軍兵士のアマンダ、裕福な投資家ジェイソン、中年のトラック運転手マイケル、ゲーム愛好家のダニー。6人がシカゴの高層ビルに集まると、外界から隔絶された部屋に閉じ込められ、何の前触れもなく突然ゲームがスタートする。
映画.comより引用
感想
脱出できたら1億円。
見ず知らずの6人が挑む脱出ゲーム。
映画『CUBE』を彷彿とさせるような演出が
懐かしくて
久々にゲーム感覚で楽しめる映画に満足。
キャスティングによって
展開が読めてしまう映画は数知れないが、
無名なキャストゆえに
誰が犠牲になるかわからない点が、好感。
ただ作品の面白さを追求する
製作陣の気概を感じる。
脱出ゲームの人選が
無作為のようで無作為でないのは
わかり切っており、
それを予想するのもまた楽しい。
映画冒頭にて、部屋の仕掛けを
編集によってイントロダクション的に
見せることで、
鑑賞側を一気に作品に引きつけるやり方が、妙味。
鑑賞側も一緒に謎を解くような
演出はないが、次はどんな部屋なのか、
ワクワクが止まらない。
主催者側のネタバレのインパクトはイマイチだが、
それまでの過程が楽し過ぎて気にならない。
火あぶり、氷づけ、当事者だったら最悪だが、
客観的なゲーム映画鑑賞は最高。