サイン この世に意味のないことなど存在しないと思わざるをえない件
ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
『サイン』(原題:Signs)鑑賞しました。
この映画を観ると、神への不信を180度変えさせる出来事が何なのかが分かります。
あらすじ
妻の事故死により信仰を失った元牧師グラハムが2人の子供と弟メリルと暮らす農場で、怪現象が発生。とうもろこし畑に一夜にして巨大な図形=ミステリー・サークルが出現したのだ。いったい誰の仕業なのか。
映画.comより引用
感想
ミステリーサークルなど
かつて一世を風靡した超常現象に
懐かしさとともに
あれはなんだったのかと
再び解決できない疑問が生じる。
この映画では
それが何なのかを、結論付けているわけだが、
世界で何が起こっているのかを
登場人物たちがワイドショーに
かじりつくように観ているため、
世界の終末を
鑑賞側もいち視聴者となって味わえる。
何と言っても視聴者投稿による
ホームビデオに映り込む演出は
当時劇場で鑑賞した際には、
恐怖におののいたのを、鮮明に覚えている。
パニック映画になりうる題材を
田舎町のとうもろこし畑にポツンと
佇む一軒家にて完結させる展開で
外敵の侵入を防ぐべく
家を板張りにして
ホームアローン的に迎え撃ち
ジワジワ詰め寄られる描写は
息を飲む感覚。
奥さんとの最後のシーンは
辛すぎて見てられない程
感情移入は避けられない。
そしてホアキンや子供たちが
きっかけとする序盤からの伏線を
終盤回収していくやり方は
毎度のことながら
M・ナイト・シャマラン監督
さすがと言ったところ。
ちゃっかりした役どころで
出演しているあたりもブレない。
シックスセンス、アンブレイカブルに
次ぐシャマラン監督3作目となる本作。
2002年公開とて
古さを感じさせない出来。
メルギブソン、ホアキンフェニックスが兄弟役として
男女子供2人の子供と暮らす奇妙な家族構成だけでも
好奇心くすぐられるのは私だけではないはず。
20年経過した
今なおハリウッドの一線活躍し続け
話題に事欠かない彼のクリエイティビティには
いつも感心する。
今後も贔屓にしたい監督の一人。