怪物はささやく J・A・バヨナがジュラシックワールド監督抜擢される実績がここにあった件
ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
『怪物はささやく』鑑賞しました。
リーアム・ニーソンを知らないで観ると損する映画であると考察します。
以下、ネタバレ含みます。
J・A・バヨナ(ファン・アントニオ・バヨナ)監督って誰?
画像引用元:https://eiga.com/person/249180/
『スパイダーマンホームカミング』のジョン・ワッツ監督しかり、
まだ世に知られていない監督が有名シリーズ最新作の監督に抜擢されるケースが
顕著であると感じます。
ファン・アントニオ・バヨナ(以下、J・A・バヨナ)も、その一人。
大ヒット作『ジュラシック・ワールド』続編監督に抜擢された人物。
こうなるとその実力を確認しないと安心して大作を観られないたちなので
過去作を鑑賞するした次第。
自分が鑑賞したのはユアン・マクレガー、ナオミ・ワッツ出演の『インポッシブル』。
津波の被害にあった家族の絆が印象的だった。(幼少期のトム・ホランド出演のおまけあり)
そして本作『怪物はささやく』
雑なあらすじ
難病に侵された余命いくばくもない母親を持つ孤独な少年。
3つ話を聞かせっから、4つ目にオメェの話聞かせろやって
怪物が現われ、無茶ぶりしてきます。
リーアム・ニーソンの存在。
https://eiga.com/person/77122/
本作怪物役の声を当てている俳優リーアム・ニーソン。
この顔を知っているのと知らないとではこの映画の印象が変わってきます。
なぜなら、家族写真に彼が写っているから。
劇中彼に関して語られていないので
シガニー・ウィーバー演じるばぁちゃんの夫、
すなわち少年から見たじいちゃんに当たる人物だと推測。
少年にかーちゃん失うのが怖いと正直な気持ちを自分の物語として吐露させた怪物。
怪物となったじいちゃんが、孫に現実と向き合って強く生きろと
教え諭していると考えるのが妥当。
子供に母親の最後を看取らせた時刻12時07分。
怪物が少年の前に現れるのは、いつも12時07分。
旅立つ母親の視線の先にも怪物がいた描写と
母の幼少時の絵に怪物が描かれていたことから
母親の前にも怪物が現れてる少年と同じように物語をしていたという
事実も最後の最後で発覚し、終幕。
孫を見守るじいちゃん。
娘を見守ると父ちゃん。
「インポッシブル」とは違う形の家族の絆の見せ方にグッときました。
時刻にさりげない伏線張ってる妙味。
J・A・バヨナがジュラシック・ワールド監督抜擢された実績とどの映画かと
言えば本作であることは間違いない。
これでジュラシック・ワールド続編も安心して見られることでしょう。