ゴーストバスターズ アフターライフ 役者不要な時代の幕開けを予感させる件
ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
『ゴーストバスターズ アフターライフ』(原題:Ghostbusters: Afterlife)鑑賞しました。
この映画を観ると、CGは使いドコロが大事であることがわかります。
あらすじ
少女フィービーは母や兄とともに、祖父が遺した田舎の古い屋敷に引っ越して来る。この街では30年間にわたり、原因不明の地震が頻発していた。ある日フィービーは地下研究室でハイテク装備の数々を発見し、祖父がかつてニューヨークを救ったゴーストバスターズの一員だったことを知る。そんな中、フィービーは床下にあった装置「ゴーストトラップ」を誤って開封してしまう。すると不気味な緑色の光が解き放たれ、さらなる異変が街を襲いはじめる。
映画.comより引用
感想
80年代映画『ゴーストバスターズ』の続編。
30年経たタイトルに頼るあたり
ハリウッド映画もいよいよネタ切れと
思わざるを得ないが、
あの作品の続編?!って感情になり
観たい気持ちにさせられるから
マーケティングとしては成立している。
終盤に、「あ、続編だった」と
思い起こされる場面はあれど
全く前作未見でも十分に楽しめる。
要所要所で前作の知識を試されるが
30年もあれば金曜ロードショーなりなんなりで
一度や二度見て断片的な記憶があれば
全然いける。
ゴーストバスターズが使っていたアイテムを
どうやって使うかから始まって
ゴースト退治に至る過程が面白い。
家庭を顧みなかった存在が実は。。。
みたいなお約束もあり、
作品の質を相乗して高めている。
本作は既に亡くなっている人を
CGで起用する演出がある。
映画の約2時間は
現実を逃避できる時間であり、
そこに現実を思い起こさせる演出は
映画としていかがなものかと。
クライマックスに
故人のCGを堂々と使ってくる事に
俳優女優を必要としない時代の到来を
感じさせられ、
ハリウッドの行末を案じてしまった。
生身の人間にしか出せない世界は
必ずあるわけで、
VFX頼りの映画界には不安しかない。
この点以外、出来は上々。