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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ おかんから見る異文化と多様性

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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆

 

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『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(原題:The Big Sick)鑑賞しました。

 

あらすじ

 

パキスタン出身でシカゴに暮らすクメイルは、アメリカ人の大学院生エミリーと付き合っていたが、同郷の花嫁しか認めない厳格な母親に従い見合いをしていたことがバレて破局。ところが数日後、エミリーは原因不明の病で昏睡状態に陥ってしまう。エミリーの両親は、娘を傷つけられたことでクメイルに腹を立てていたが、ある出来事をきっかけに心を通わせ始め、クメイルもエミリーが自分にとって大切な存在であることに改めて気づいていく。

 

映画.comより引用

 

 

感想

 

祈りの時間に祈っているフリをしているっていう描写が

皆が皆、信心深いと勝手に思い込んでいただけに

新鮮だった。

 

舞台で野次られてからの

彼女の両親と徐々に距離が縮まっていく過程がおもしろい。

 

厳格なイスラム教徒のクメイル側の両親は、

パキスタン人との見合い結婚しか認めなく、実家に帰ると、

ミエミエの偶然を装って、同郷の女性たちを招くのも、

息子にお見合いということを意識させないためだろう。

 

アメリカのおかん、パキスタンのおかん。

おかんを通して異文化と多様性を垣間見られる。

 

両親と仲を深めても、当の本人は何も知らないわけで

回復後の二人の関係描写もリアル。

 

見終わった後、温かい気持ちになる映画。