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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん もはやゲームに年齢は関係ない。ゲームが生み出す新しいコミュニケーションの形

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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆

 

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『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』鑑賞しました。

ゲームの考え方が変わります。

 

あらすじ

 

仕事一筋だった父が、ある日突然会社を辞めて家に帰ってきた。1日中ぼんやりとテレビを見ている父の姿を母と妹は遠巻きにながめていたが、何を考えているのかまったくわからなかった父の本音が知りたい欲求にかられたアキオは、オンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」の世界に父を導き、自分は正体を隠し、父とともにゲーム世界で冒険に出ることを思いつく。顔も本当の名前も知らないゲームの仲間たちに励まされながら、父と冒険を続ける中で、アキオは家族もこれまで知ることのなかった父の意外な一面を知ることとなる。

 

映画.comより引用

 

 


 

感想

 

お父さんが会社を辞めたきっかけが

何なのか気になるのも束の間、

 

父の本音が知りたくて

長男と幼少時、一緒にゲームをやったと言う記憶から

退職祝いにFF14をプレゼントする。

 

ぎこちないながらも、

だんだんFF14にのめり込むお父さんに比例して、

鑑賞側も物語に引き込まれていく。

 

そして忘れた頃に

お父さん退職の伏線を回収する

ストーリー構成が絶妙だった。

 

普段ゲームをしない父親と、一緒にゲームをするってことが

友達と一緒にプレイするのとは異なり

嬉々とした感情だったのを、めちゃくちゃ思い出した。

 

ゲームは子供がやるものという暗黙の了解的な空気があり

大人は一線を引いていた。

子供が大人とテレビゲームをする機会など

滅多になかったからである。

 

やれたとしてテトリスなどパズルゲームが限界だろう。

RPGなんて一緒にやる親子なんて聞いたことがない。

 

ゆえに本編でFF3を一緒にプレイしていた描写があったが

子供にとって

この上なくテンション上がる気持ちは

共感しかない。

 

父息子の会話に、娘の通訳を介すこと、

娘が連れてきたフィアンセを先入観で自分の価値観を押しつけた

父親との娘との軋轢、など

 

父と息子だけではない一般家庭のあるあるが

細部に表現されており、

満足度を上げている。

 

本作によってFF14新規参入の間口を

お父さん世代まで広げたと言う事実に納得。

 

FF14がやりたくなってしまった自分がここにいる。

 

ゲームが新しいコミュニケーションの形を

生み出しているいい具体例。

 

もはやゲームに年齢は関係ない。

 

 

おすすめ。