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ゴリラのアイヴァン 人間界に染まったゴリラが、自然に帰りたい気持ちを表現する方法

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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆

 

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『ゴリラのアイヴァン』(原題:The One and Only Ivan)鑑賞しました。

人間の身勝手に、振り回されるゴリラがいました。

 

あらすじ

 

体重180キロのボスゴリラのアイヴァンは、郊外のショッピングモールでゾウのステラ、犬のボブ、その他様々な動物たちと一緒に暮らしている。アイヴァンは自分が捕らえられるまで生活していたジャングルの記憶がほとんどなかったが、モールにやってきた赤ちゃんゾウのルビーが、アイヴァンの心の奥深くにしまわれていた何かに触れる。家族と引き離されたルビーの存在が、アイヴァンにサーカスでの暮らしに疑問を投げかけさせるきっかけとなり、アイヴァンは元々の我が家であった自然の中に帰りたいと考えるようになる。

 

ディズニープラスより引用

 

 

 

感想

 

密猟によって親を亡くし、

サーカスの団長に保護された看板ゴリラが

自然界に帰る話。

 

その手段として森の絵を描き

観衆に訴えかける方法。

 

昨今のSNSが存在しない時代のため、

メディアに働きかけて

世間にアイヴァンの存在を知らしめるわけだが、

 

病床の母親の医療費を工面しないといけない

アシスタントの娘が

メディアへの橋渡しをする。

 

サーカスがなくなると、

母親が治療できなくなる可能性があるのに、

後先考えない行動にモヤる。

 

何よりサーカスを畳むことになった

団長の行く末ばかりが気になってしまう。

 

ゴリラの保護で、嫁に愛想を尽かされた挙句

ゴリラまで取り上げられる。

あんまりだ。

 

ゴリラの住処を追いやり、

サーカス出演のゴリラを鑑賞し楽しんでいたにもかかわらず

絵を見て感化され自然に帰そうと声を上げる。

 

では、絵を見てなかったら

自然に帰そうと、行動しただろうか。

 

人間の身勝手な要素を切り取って

つなぎ合わせたような内容に、

いい話だったという感情にならない。

 

この映画が伝えたいメッセージを

邪推してしまう。

 

支離滅裂な映画。

 
ゴリラのアイヴァン