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ヤドリギ農場のメリークリスマス 都会で仕事に追われるか好きなことをして田舎で生きるか問題

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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆

 

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『ヤドリギ農場のメリークリスマス』(原題:Christmas on Mistletoe Farm)鑑賞しました。

 

この映画を観ると、ホームアローンを煎じたようなクリスマス味を味わえます。

 

あらすじ

 

クリスマスを前に、農場を相続することになったシングルファーザー。

慣れない田舎生活に戸惑う父親をよそに、ずっと農場で暮らしたい子供たちは

あれこれ作戦を立てる。

 

NETFLIXより引用

 

 

 

感想

 

競合他社とのプレゼンを任され

クビが掛かった状況で

父の牧場の相続の話が舞い込み、

 

5人の子供たちにせがまれ

牧場にてプレゼンを完成させようとするも

 

牧場雇われの男と子供たちの画策に

ことごとく妨害され

プレゼンどころではない。

 

都会よりも牧場での生活が望む

子供たちの気持ちと

 

都会の自宅のローンが残っているため

職を失うわけにはいかない父の気持ちとの

 

ギャップから生じる出来事を

子供も楽しめるようなコメディタッチに

描かれている本作。

 

コメディとはいえ

村民が、この家族に執拗に介入してきたり

牧場買取業者を無条件で敵とみなし

排除しようとする行為には

恐怖を感じる。

 

意外な形で

プレゼンがうまくいってしまったりと

 

子供向けであるがゆえの

予定調和はあるものの、

 

ホームアローンを煎じたような

クリスマス味を味わえた。

 

都会で仕事に追われるか

好きなことをして田舎で生きるか

論点になるわけだが

 

人とのつながり、

自給自足のノウハウ、

羊の出産に立会うことによる命の尊さだったりと

 

都会では得られない牧場生活の方が

良さげな描写が全力で展開される。

 

その一方で横のつながりが強過ぎて

噂が広まるのも早かったりと

人間関係に苦労しそうな一面も垣間見る。

 

子供も大きくなったら

都会に憧れて田舎を出てしまう未来も

容易に想像がつく。

 

田舎暮らしが一概に良いと言った

気持ちにはならない。

 

見る人によって感想が異なりそうな映画

 

 

NETFLIXオフィシャルページ