クイーンズ・ギャンビット アニャ・テイラー=ジョイのファッション七変化は必見
ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
『クイーンズ・ギャンビット』(原題:The Queen’s Gambit)鑑賞しました。
この映画を観ると、ストーリー、ファッション様々な視点でスルメのように楽しめる作品であることを
感じられます。
あらすじ
1950年代の児童養護施設で、人並外れたチェスの才能を開花させた少女は、
依存症に苦しみながら、想像もしなかった華やかなスターへの道を歩いていく。
NETFLIXより引用
感想
孤児がチェスに出会い
その道の高みへ邁進する話。
全話を鑑賞した後だから言えることだが
ドラッグ、アルコール、
競技人口の大半が男性のチェスの世界など
孤独の闘いみたいなムード一色かと
思ったが
施設で出会ったジョリーン
家族としてベスを迎えた夫婦の奥さん、
チェスを通じて知りあった面々
など人に恵まれている印象。
見る前に予想していた事をことごとく
良い意味で裏切っていく展開だった。
奥さんに服を選んでもらう件があってから
チェスで獲得した賞金で
自分で選んだ服を買うなど自我が目覚めていく様に
こちら側も一緒に成長しているような疑似体験
もしくは成長を見守るみたいな
親が抱くような気持ちにさせられ。
感情移入が止まらない。
上に上り詰めていくに比例して
だんだんファッショナブルになり
ロシアに赴き、連戦する日毎に
変わるベスの衣装だけを切り取る形で
視覚だけでも楽しめる作品であると感じる。
推しが人生を豊かにするのは
様々な作品を通して常々感じることだが、
時間を忘れて
夢中になれること(チェス)においても
通じることであると痛感する。
天才というだけでは頂きに届かない
現実の厳しさというもの表現しているあたりも
説得力がある。
ここぞという時にジョリーンが登場したり
ベスにチェスを教えた用務員の晩年も
印象的に描かれており
こんな隙がない作品も珍しい。
チェスが分からなくても
途中退場できない面白さ。
アニャ好きなら必見。
アニャ好きでないなら、この作品で好きになること必至。
オススメ。