フロリダ・プロジェクト 周りの評価と自分の評価は必ずしも一致しない件
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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(原題:The Florida Project)鑑賞しました。
あらすじ
定住する家を失った6歳の少女ムーニーと母親ヘイリーは、フロリダ・ディズニーワールドのすぐ側にあるモーテル「マジック・キャッスル」でその日暮らしの生活を送っている。周囲の大人たちは厳しい現実に苦しんでいたが、ムーニーは同じくモーテルで暮らす子どもたちとともに冒険に満ちた日々を過ごし、管理人ボビーはそんな子どもたちを厳しくも温かく見守っていた。そんなムーニーの日常が、ある出来事をきっかけに大きく変わりはじめる。
感想
子供がそのまま大人になったような母親と、
その影響をありありと受けている娘。
世代を通じて貧困は継続し続けているという現実を、
子供の視点でリアルに描いていると評価が高い作品。
悲哀を感じさせたり、感動させる映画ではなく、
その状況しか知らない子供が、その生活を楽しんでいる様が
描かれています。
しかしながら、この評価とは裏腹に、
当方このあまりにも自己中心的な親子に、
イライラしっぱなし。
同じモーテルに、デリで働き生計を立てている友達がいるように
母親も働き口さえ見つければ、生計立てられたんちゃうんかい
とツッコミたくなる。
周りの評価の高さが、自分の評価とは比例しないと
改めて思わされた作品。
まぁイライラさせられたってことは、役者たちの演技が素晴らしかったとも言える。
あなたの評価やいかに。
ちなみにこの映画の題名の『プロジェクト』とは、公団住宅、団地って意味。
馴染みのある英単語に、馴染みのない意味。勉強になった。