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スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム この映画を製作した全ての大人に感謝したい件

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ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆

 

Nowayhome20220204

 

『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』(原題:Spider-Man: No Way Home)

鑑賞しました。

 

マルチバースって概念によって、

映画界に新たな歴史を刻んだ瞬間を垣間見た。

 

 

あらすじ

 

前作でホログラム技術を武器に操るミステリオを倒したピーターだったが、ミステリオが残した映像をタブロイド紙の「デイリー・ビューグル」が世界に公開したことでミステリオ殺害の容疑がかけられてしまったうえ、正体も暴かれてしまう。マスコミに騒ぎ立てられ、ピーターの生活は一変。身近な大切な人にも危険が及ぶことを恐れたピーターは、共にサノスと闘ったドクター・ストレンジに助力を求め、魔術の力で自分がスパイダーマンだと知られていない世界にしてほしいと頼むが……。

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映画.comより引用

 

 

 

感想

 

続編に際し、

過去作を見返すことはよくある話だが

 

このほど、過去のスパイダーマン映画を

復習して臨んで良かったと感じる作品は

かつてあっただろうか。

 

逆に過去作を見てない人を

これ程置いてきぼりにするのも珍しい。

 

トムホ版では意外に使用されていなかった

トビー版から存在する

「大いなる力には大いなる責任が伴う」

ってセリフを、満を持して引用するところが

アツい。

 

アベンジャーズエンドゲームで

「アッセンブル!」ってここぞっていう

トコロでキャプテンが言い放ったのに次いで、

 

ここで使ってくるかぁと

感慨深いタイミングであった。

 

マルチバースという設定で

別次元のヴィランを過去作と同じキャストで

再集結させたフィクションと現実世界を

融合させたアイディアと、

 

それを実現するために

いろんな大人が、

いろんな事情に折り合いをつけて

 

この作品を仕上げた製作陣に

拍手を送りたい。

 

アベンジャーズのように

単独映画の主人公が

集合した時に似た感動を

抱くことができる。

 

お祭り要素は言うまでもないが、

この映画でピーターは

少年から大人へのステップアップを遂げることも

見逃せない要素の一つ。

 

記憶を亡くすこと、

死別とは異なる儚さがあることに

気付かされる。

 

ただのエンターテイメントに終始せず、

余韻を残す事を成してる辺り、

作品の満足度を引き上げている。

 

大事なことなので2度言うが

トビー版、アンドリュー版、トムホ版

この作品まで、7作品あるが

全てを鑑賞して望むことを強くお勧めする。

 

作品に良し悪しがあるから、しんどい時も

あるだろうが、

 

その時間を乗り越えて

本作を鑑賞した時、

それを乗り越えた人間だけが味わえる

感動がそこに存在する。