1. TOP
  2. 映画感想
  3. ラ行
  4. ラストナイト・イン・ソーホー デザイナー志望の田舎娘が「推し」に出会って人生変わった件

ラストナイト・イン・ソーホー デザイナー志望の田舎娘が「推し」に出会って人生変わった件

|

 

ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆

 

NewImage

 

『ラストナイト・イン・ソーホー』(原題:Last Night in Soho)鑑賞しました。

 

この映画を観ると、「推し」が人生においていかに重要な存在か実感できます。

 

あらすじ

 

ファッションデザイナーを夢見て、ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に入学したエロイーズは、寮生活になじめずアパートで一人暮らしを始める。ある時、夢の中できらびやかな1960年代のソーホーで歌手を目指す美しい女性サンディに出会い、その姿に魅了されたエロイーズは、夜ごと夢の中でサンディを追いかけるようになる。次第に身体も感覚もサンディとシンクロし、夢の中での体験が現実世界にも影響を与え、充実した毎日を送れるようになったエロイーズ。夢の中で何度も60年代ソーホーに繰り出すようになった彼女だったが、ある日、夢の中でサンディが殺されるところを目撃してしまう。さらに現実では謎の亡霊が出現し、エロイーズは徐々に精神をむしばまれていく。

 

映画.comより引用

 

 

 

感想

 

トーマシンマッケンジー演じるエロイーズ

デザイナーを志しの田舎から渡英したが、

 

環境に馴染めず寮を退去したのちの

新居で1960年代に転生する話。

 

統合失調症の母を持ち

自身も人には見えない何かが見えてしまう。

 

劇中の不思議現象が統合失調のせいなのか

住まいの超常現象によるものなのか

わからなくさせる設定が

後半の展開の伏線となっている点が妙味。

 

アニャテイラージョイ演じる

容姿端麗なサンドラの魅力に

 

田舎娘が影響を受け

都会の女へと

垢抜けていく過程が

垣間見られる。

 

いわば田舎娘に推しができた瞬間である。

 

推しによって気持ちが前向きになり

人生も上向きになる様が

見ていて気持ちがいい。

 

テレンス・スタンプ演じる役柄が

物語の盛大な振りになっているのもお見事。

 

事の真相が発覚してからの展開が

B級ホラー映画の様相を漂わせてしまうのは

否めないが

 

ファッションでも

ストーリーでも

楽しめる貴重な作品。

 

エドガーライト監督・脚本作品は

ハズレがあまりない。

 

今後も注目していきたい監督。

 

 

こちらもどうぞ