ハスラーズ リーマンショックがもたらすストリップクラブへの影響
ども、ゴロゴロ生活ぱんいちです(+_+)☆
『ハスラーズ』(原題:Hustlers)鑑賞しました。
不況ってやつは、人生を露骨に左右することを実感。
あらすじ
年老いた祖母を養うためストリップクラブで働き始めたデスティニーは、そこでひときわ輝くストリッパーのラモーナと出会う。ストリッパーとしての稼ぎ方を学び、ようやく安定した生活が送れるようになってきたデスティニーだったが、2008年に起こったリーマンショックによって経済は冷え込み、不況の波はストリップクラブで働く彼女たちにも押し寄せる。いくら働いても自分たちの生活は向上しない一方、経済危機を起こした張本人であるウォール街のエリートたちの裕福な暮らしは変わらず、その現実に不満を募らせたラモーナが、デスティニーやクラブの仲間を誘い、ウォール街の裕福なクライアントから大金をだましとる計画を企てる。
映画.comより引用
感想
ストリップクラブで働く女性たちが、
自分たちの力で生きていくために
犯罪に手を染めてしまった経緯。
一端のストリッパーが
カリスマストリッパーからハウツーを学び、
成り上がる様は、愉快。
時計と靴で、経済状況を測れる、
会社役員は、人目があるので裏口から入るなど、
なるほどと参考になる描写もあり。
ストリップクラブでの支払いといった横縞な理由から
通報に至らない人間の心理をついた手口は、感心する。
被害に遭う人間も、自業自得と感じるが
騙し取った金で、ペントハウスで豪遊する様を
見させられると、だんだん腹が立ってくる。
鑑賞側の感情を左右するということは
キャスティングの演技が確かなことの証だろう。
おおっぴらには語れない業界事情を
赤裸々かつエンターテイメントとして語られ
社会勉強になる映画。
ジェニファー・ロペスを初めて知った映画
『アウトオブサイト』からあまり変わっていないことに
驚愕。
そんな見方でもよし。